
セミナーや講演会などで話す際に緊張しないためには
これからセミナーを始める方から「これからセミナーを始めたいけれど、どうしたら緊張せずにスムーズに話せますか?」という質問をよく受けます。
人前で話すのに緊張するのは当たり前、緊張を除去することばかりを考えず、まずは緊張を受け入れてしまうことも大切です。
それからまず場数をこなして慣れること、そして会場に必ずいる優しく笑いながら見てくれている数名の方を見ながら話す、これがポイントになります。
この記事では、話していくうちに緊張が解けてきてうまく話せるようになる!
こちらを私の経験からお話しします。
自分から進んで話す機会を設ける
私も会社員時代から講演やセミナーなど話す機会を会社の方からよくいただいていました。自分からやるというよりは、会社の方から「お前がやれ」というように言われて仕方なく行っていたという経験があります。
独立してからは売り上げを上げるためにもどんどん自分から動いていかないと、なかなか売り上げを上げるのも難しいので積極的にやるようになりました。
まずそういった違いがあります。
最初は誰でも緊張する
初めてセミナーで話したのはかなり若い時です。その時もやはり会社からの命令でやらなければいけない部分もありました。そしていきなり大きな会場で話すことになり練習はしたのですが、案の定かなり緊張してしまい声が上ずってしまいました。
それを聞いた会社の方から「かなり緊張しているな」と言われてしまいました。これはもうしょうがないです。初めてのセミナーの場合非常に緊張します。緊張して当たり前で全く問題なく話せるという方はそういないですよね。
何度か経験をしている方でも、毎回全く緊張しない!という方も多くはないのではないでしょうか?
場数をこなすと慣れてくる
それでも少しでも緊張せずに話すにはどうしたら良いのでしょうか?
やはり場数をこなすことが大事になります。場数をこなしていくと喋るのがどんどんスムーズになり、だんだん慣れてきて人がいても平気になっていきます。
経験を積んでいくということがやはり大切になります。
最初の挨拶などは何度か練習しておくのも良いでしょう。
出だしでつまずいてしまうと立て直すのが大変になり負のスパイラルに陥るななどということもあるかもしれませんし、何より出だしが上手くいくと自信に繋がり気持ちに余裕が生まれます。
会場に必ずいる『味方』を見つけて話す
私がお伝えしたいポイントといいますか心がけている点は、大人数の前でかなり緊張していても、喋り始めてまず会場の中で笑顔で私のことを見てくれている人、そのような人が必ずいます。もちろん私だけでなく、実際皆さんが会場に行って見ていただくと必ず3名以上の方は優しく笑いながら見てくれている方がいます。
私は常にそういった方を3名か4名見つけてその方を見ながら話すようにしています。
その3名か4名のうち一人をじっと見ているとそれはまた意味が違ってきてしまい、周りから「なんかあの人一人しか見てない」などと思われてしまいますので、こちら側の人、あちら側の人、こちら側の人といったように会場にまんべんなく見つけその方達をうまくローテーションを組んで見ながら話すと、結構自然に話している感じが出せます。
笑顔でちゃんと頷いてくれる方に対して話しているとやはり安心します。逆に怖そうな方であったりしかめっ面な方を見て話していると、どんどん緊張してきてしまいますので、話し始めたらまず笑顔でこちらをポジティブに見てくれる方を3名から4名探してください。
その方達を見ながら喋っていくうちに緊張が解けてきてうまく話せるようになります。
まとめ
・会社や人から言われて仕方なく話すより、自分で話す機会を設けてみる
・年齢や会場の大きさ、参加者の人数だけも問題ではなく、最初から緊張しないで話せる人はいない。
・場数をこなすことが大事になる。経験を積んで慣れることで緊張しなくなっていく。
・会場に必ずいる笑顔で自分を見てくれている人を3名から4名見つけ、その方たちをローテーションを組んで見ながら話すようにする。
そうすると喋っていくうちに安心もするし、緊張が解けて自然と話している感じが出せる。